【はじめに】
S15 最終1216位 レート1915
今期もお疲れ様でした。
12月あたりから、実は少しずつ復活し始めていたのですが、推しポケの1体のメガニウムが1月から解禁されたので、
つい嬉しくて、S14ではジョウト統一でランクマをしてました。
結局、そちらは1800チャレを数回失敗して心が折れてしまいましたが。。。
しかし、そこから学べることがあったのも事実で、今回の構築にも活かせており、やってみて良かったと思います。
(需要があれば、そのうちジョウト統一パも記事にするかもです)
【ジョウト統一パからの学び】
得られた学びは主に2つです。
①鉢巻パオジアンの破壊力
これまで私は、パオジアンは襷でしか使ったことがなかったです。
その理由は、悪統一において相手のパオジアンとのミラーやスカーフイーユイに対して、「せいなるつるぎ」を打つ必要があった点があります。
氷の礫や不意打ちによるリーチの長さも魅力がありました。
また、悪統一視点では、相手の鉢巻パオジアンは悪技がいまひとつだったため、脅威に感じませんでした。
しかし、ジョウトパでは悪の一貫が凄まじく、S135から悪テラス鉢巻かみくだくの火力がエグかったです。
シーズン15では、この破壊力を悪テラス悪統一で是非とも活かしたいと思いました。
②オーロンゲのクッション性を再認識
推しポケモンのメガニウムも、水ラオス受けとしてゴツメ枠で採用していましたが、
ゴツメオーロンゲの優秀さを再認識しました。
・カイリューのスケショ無効
・先制挑発での展開阻止
・先制電磁波によるすばやさサポート
・ソウルクラッシュによるCダウン
と、ゴツメクッションとしてエライ要素しかないです。
これらの学びは、今回の新構築の礎になりました。
【使用パーティ】
コンセプト:W土下座のクッション性能を活かして、超火力を押し通す
【構築経緯】
・ロンゲドゲザという並び
まず、現環境で辛い敵への対処と強い動きを考えました。
筆頭に上がるのはもちろん
こいつと戦っているうちに、弱点が2つあることに気づきました。
1つ目は道具の判断がつきやすいこと。
ブーストエナジーの発動有無で、きあいのタスキかこだわりメガネに絞られます。
2つ目はエナジー型なら火力がそこまで高くなく受け出しが可能であり、とつげきチョッキを持たせたフェアリー等倍勢なら確定3発なので、受け出しが間に合います。
そして、一旦相手を引かせることができれば、次からはで上を取れることです。
環境にやが増えていたことから、威嚇に強く、ムーンフォースのCダウンで負けん気が発動しやすいに着目しました。
例として、
@こだわりハチマキ+
の並びで、こだわりメガネ型のはで勝てて(最悪でも同速勝負)、
ブーストエナジー型のならに引く動きで対応できます。
相手がを温存した場合は、で上から制圧できます。
次の対象は(水)
ここはもちろん、相棒のの出番です。
パンチグローブ型が減ってきており、こだわりスカーフやきあいのタスキが多かったのは追い風でした。
といえば壁張りのイメージが根強く、壁を張られることを嫌がって、水流連打で突っ張る相手も多く、麻痺を入れることで後続で処理しやすくなりました。
仮に逃げられても、裏に電磁波が入るだけでなく、すでにゴツメで削れたは後続の不意打ちの圏内に入っているため、を機能停止に追い込みやすかったです。
ゴツメ枠としてはも優秀でしたが、スカーフ型のはとんぼがえりを覚えているため、
これまでの経験上からもは警戒してとんぼがえりから入ることが多く、使いづらいと判断しました。
タイプ統一の利点の一つに、相手の選出誘導があり、悪統一に対しては+をほぼ投げてくるので、
この2体に受け出せる+は、相手の一方的な展開を許さず、
天敵を消耗させることでこっちのこだわり持ちを通す展開を作ることができました。
相手の選出率が偏っていることから、こちらの想定内の展開を作れることが多く、再現性の高いゲームをできたことが、安定してレートを上げられた秘訣かなと思います。
そのため、以下2体を確定としました。
・こだわりアタッカー2体
クッション2体を回しているだけでは勝てないので、次に強力なアタッカーを見繕いました。
こちらの強力なアタッカーに対して、相手も有利なポケモンに交換することが多いので、交換先に負荷をかけるためにこだわりアイテムに頼ることにしました。
まずは、ジョウトパを通して強さを発見できた
@こだわりハチマキ
を採用。
S135の速さから、ハチマキラオスと同じ火力が出せるのは、よく考えなくてもやばい
これまでは、きあいのタスキがないと初手に出すのは不安でしたが、
裏に+が控えていれば、初手で出し負けた場合でも引ける余裕があるので、初手から強気に選出できました。
次に、が勝ちづらいミラーやに強い
を採用。
初手のに対して有利だったので、投げやすかったです。
ほとんどの勝ち試合を++で取れました。
・受けル対策
上記の4体が基本選出として固まり、
次は苦手な相手や構築への回答を用意しました。
まずは、受けルに対して弱いことが課題であったため、受けル殺しを探索。
個人的に、受けルの倒し方としては役割集中で倒すのがわかりやすいと思ってます。
たとえば、特殊アタッカーを3体並べて、特殊受けのを突破できれば、相手はもう物理受けしか残っておらず、特殊アタッカーで突破可能になります。
本構築は物理メインのため、受けル側は物理受け2体+特殊受け1体の選出することが多いと予測できます。
そこでこちらは、もう1枠の特殊アタッカーで特殊受けを誘い出し、その特殊受けを突破することで、こちらのを通す作戦を考えました。
そこで目を付けたのが、
@オボンのみ
浮いていることで毒びしやのじわれが効かず、安心して挑発を打つことができます。
また、ちょうはつで相手のやの回復技とめいそう、のふきとばしを封じてから、わるだくみ+逆上をガン積みすることで、特殊受けをゴリ押しで突破し、
残りの物理受けはとで破壊することで、受けルにはほぼ負けなしでした。
・ラストピース
上記5体でわりと完結しており、最後の一体は最後まで納得できるポケモンは見つかりませんでした。
きあいのタスキが余っていたの、タスキを持たせて色々試してみましたが、結局よくわからず。。。
まだマシかなと思う一体として、
(悪)@きあいのタスキ
が良いかなと思う程度です。
理由としては、相手のが重かったので、選出を牽制する点。
がいると、相手は@ジャポのみを初手に出しやすいので、で初手からテンポを取っていけるのが良かったです。
この枠は今後も探索が必要ですね。
【選出パターン】
①/++
・必ずしもこだわりアタッカーから出す必要はない
・が後ろに控えている可能性がある場合は、の温存を意識する
②/++
・受けル特化選出
・最初にオーロンゲを出すのは、メンタルハーブでちょうはつで消費させたいため
・ハピナスはどくバリを投げてくるので注意、一旦交換して消費させる
【個別紹介(NN)】
※ダメージ計算は最低限しか載せていないです。
①オーロンゲ (Titan)
ラオスへの受け出し、ヨシ!
ワイオリジナルのゴツメ型のオーロンゲ。
ママンロンゲ構築が一世を風靡し、オーロンゲのクッション性にようやく世界が追い付いた。
役割は天敵のウーラオスを機能停止にすること。
初手から来るラオスはタスキかスカーフしかいなかったので、受け出ししやすかった。
カイリューにも型によっては対応可能。
②悪ウーラオス (Blow)
祝・ダークボール解禁
初手ブリジュラスの誘導、襷による行動補償、剣舞による抜き性能と襷の中では1番使いやすかった。
いまだに自信ない...
③Gファイヤー (Rage)
受・即・斬
挑発しておいて、ダメージくらったらキレるのはわりと理不尽。
水流連打やスケイルショットで、お盆が発動した際に逆上が2回発動しないのは理不尽だと思うの。
ディンドヒドや受けルなどを挑発で完封してから、悪巧みを積む展開の時だけ活躍してました。
ロンゲラオスファイヤーのガラルトリオ、好き...
④ドドゲザン(Lord)
神殺将軍
たぶん今シーズンの勝ち馬。
アシレーヌやハバタクカミのムーンフォースを受けることで逆に攻撃上昇を狙い行けたのは強かった。
けたぐりはガチグマやノマテラカイリュー用に採用してましたが、ゴツメカイリューに泣くことが多く、がんせきふうじでも良かったなと思う場面が多々ありました。
⑤パオジアン (Hail)
パラデアザシアン
悪テラス鉢巻噛み砕くで気持ちよくなれる。
やっぱり一致テラスはこうでなきゃ
ちょっと耐久に振り損ねたハッサム程度はワンパンできる。
⑥イーユイ (Ignis)
脳筋魚
少し前のテンプレスカーフ型。
火力担当がパオにゃんに移ったので、高速アタッカーを担当。
悪テラスあくのはどうを連射するのが、1番好きな時間になりつつある。
【後語り】
お読みいただきありがとうございました。
5ヶ月ぶりの悪テラス悪統一ランクマでしたが、「一致テラスタイプ統一のすゝめ」を書いた手前、不甲斐ない結果を出さないかヒヤヒヤしてました。
3月は積みゲーを消化したいところなので、ランクマは環境把握のために、ジョウト統一リベンジを軽くやろうかなと思います。
それではー