【はじめに】
S7 最終1218位 レート1821
今期もお疲れ様でした。
今回も「悪テラス悪統一」でランクマに挑んでいました。
人口減少に伴ってレートはイマイチですが、順位は前期と同じくらいだったのでヨシ!
(タイプ統一仲間のようさんが描いてくれた現場猫ならぬ、現場ロンゲ)
今回も記録を兼ねて、構築記事を書きましたので、読んでいただけたら幸いです。
【シーズン7の振り返り】
今期を振り返ると、前期とは真逆のシーズンでした。
前期は、成績の良かった前々期の構築を使ったことでシーズン中盤までに2ロムレート1800に乗せられましたが、終盤は伸び悩んでしまいました。
一方、今期はというと、
中盤まではのんびり潜りながら、前期からずっと続いていた構築の欠点・使いづらさを解消しようと考察を続けていました。
その甲斐もあり、終盤で今回の新構築を導入することができ、最終週に追い込むことができました。
以前から感じていたことですが、
同じルールが3ヶ月続く場合、
初期は対面チックな構築が多く、最後はサイクルチックな構築が多くなる傾向があると思います。
前々期の構築がS5では強く、S6途中から苦戦したのはまさに上記の理由であり、
新構築は相手のサイクルを崩せる動きを増やしたことが勝因だったのかなと思っています。
【使用パーティ】
コンセプト:レギュB+Cの合体構築
「今こそ、全員の力、合わせる時だ!」
【構築】
今回の構築ももちろん対面構築となっております。
まず、前期構築では
この2体を中心とした四災のパワーとスピードを活かして、上から制圧していく戦法で、若干ストレート過ぎる構築でした。
タイプ統一では環境の裏をかくのが重要であり、
「強いポケモンを予想の斜め上で使う」
と勝ちやすいのに対して、前期構築は少し読まれやすかったのかもしれません。
同じような対面構築の相手には勝てましたが、
サイクル構築の相手にはパワー不足で受けられてしまうことが多くなってきました。
サイクル構築には、相手の交換時にこだわりアイテムや積み技からの高火力を押し付けるのが効果的です。
すでに構築には@こだわりハチマキがいましたが、
今回着目したのは、環境初期に騒がれていた@こだわりメガネです。
こだわりスカーフ型で使っていた経験から、ある程度の耐久は確保できることがわかったので、
環境初期よりは動かしやすくなってると考え、
臆病100族最速から放つ悪テラス+こだわりメガネ+災いの珠のあくのはどうで相手の構築を瓦解させることを狙いました。
実は、このコンセプトは今回が初めてではなく、むしろS1-S4まではこの戦法を愛用してました。
レギュレーションA:@こだわりメガネ
レギュレーションB:@こだわりメガネ
ここでふと気付いたのが、SV環境での自身のプレイスタイル、持ち味はこの戦法なんじゃないかということです。
剣盾の頃にも急成長した時期があり、その時も「得意なプレイスタイルの確立」がありました。
これの良いところは環境に左右されない強さを手に入れられることです。
なぜなら、使えるポケモンが変わっても自身の得意な戦法、構築、立ち回りは持ち物や役割で決まっているため、
各アイテムや役割のところにその環境で使えるポケモンを配置するだけで良いからです。
これにより同じような立ち回りで戦い続けることになるので、プレイングスキルが上がりやすく、選出に迷いがなくなるメリットがあります。
これはランクマに留まらず、仲間大会やメタ戦でも通じる方法だと思います。
ただ、メタ戦などではこちらの得意な戦法がバレている場合も多く、
不特定多数の相手に対する勝ち展開の再現性が求められるランクマや仲間大会で、特に有用な手段だと考えています。
私の場合、それが「こだわりアイテム+悪テラスの超火力で相手を粉砕する」であり、
今回、それを担うのが@こだわりメガネだということに気づけました。
そこからさらに思考し、
レギュレーションBで愛用していた構築のそれぞれの枠に、レギュレーションC構築のメンツを配置すれば、強いポケモンを使った自分らしい戦い方ができるのではないかと閃きました。
レギュレーションB構築の各役割は、以下の通りです。
①ゴツゴツメット+でんじは
②いのちたま+剣舞+ふいうち
③くろいメガネ+キノコの胞子+ふいうち
④きあいのタスキ+対面高速アタッカー
⑤とつげきチョッキ+対面重戦車アタッカー
⑥こだわりメガネ+超火力中速アタッカー
ここからアイテムは変えても良いので、6枠の役割を崩さずに今の環境で使えるメンツに置き換えてみました。
①オーロンゲ@ゴツゴツメット
②ドドゲザン@くろいメガネ
③アラブルタケ@こわもてプレート
④パオジアン@きあいのタスキ
⑤ディンルー@こだわりハチマキ
⑥イーユイ@こだわりメガネ
いのちのたまはダメージがよろしくないため、ポケホームにより解禁されたこわもてプレートに変更。
⑤はあくまで対面重戦車アタッカーであり、はとつげきチョッキを持たせなくても1発はほぼ耐えるのでとつげきチョッキは不要。反撃の一撃で必ず倒せたり、テツノカイナやニンフィアを上から一撃で倒せるASこだわりハチマキ型で採用しました。
前期のゴツメ枠はチオンジェンでしたが、チオンジェンは相手の交換先への負荷が弱く、
弱点も多いことから防御的なテラスを切る展開を迫られ、火力を目的にした悪テラスを使いづらいデメリットがありました。
この閃きが大正解だったらしく、終盤で導入したにもかかわらず、すぐに自分の手に馴染み、停滞していた順位を一気に更新できました。
【選出パターン】
①パオジアン+オーロンゲ+イーユイ
初手パオジアンでテンポを取ってから、イーユイでさらに1体粉砕し、オーロンゲのクッションを挟みながら、でんじはを入れて、最後にもう一度イーユイで粉砕するパターンです。
相手に襷パオジアンやこだわり眼鏡ハバタクカミがいそうな場合に出しやすいです。
②イーユイ+オーロンゲ+どれでも
イルカマン構築やキラフロル展開、カバ展開、初手ハッサム濃厚構築に対して投げるパターンです。
初手のイーユイの悪テラス+災いの珠+眼鏡のあくのはどうで一体持って行く流れです。
③ディンルー+オーロンゲ+どれでも
初手のマリルリ、ニンフィア、キョジオーン、テツノブジン読みで投げパターンです。
初手のフルパワーディンルーで数的有利をとっていき、ディンルーを起点にしてくる相手をオーロンゲで弱体化させます。
④アラブルタケ+イーユイ+どれでも
初手ディンルー濃厚の場合に投げるパターンです。イーユイは相手のイーユイに対する受けとしても機能してます。
襷以外の初手ハバタクカミなら、アラブルタケのふいうちでワンパンできるのも強いです。
⑤アラブルタケ+ディンルー+ドドゲザン
受けル破壊の選出パターンです。ドヒドイデはドドゲザンの剣舞で起点に、チオンジェンはアラブルタケで一度流します。
「どれでも」と書いているのはテキトーなのではなく、相手の構築を観察して、2体では詰みそうな展開を予測し、それをフォローする枠として臨機応変に対応する必要があるため濁しています。
結構な頻度でオーロンゲを選出しており、相棒の勇姿を多く見れて、この構築は使っていてとても楽しかったです(一番大事)。
【個別紹介(NN)】
※ダメージ計算は最低限しか載せていないです。
(正直、あの計算誰も見てないと思います。)
①オーロンゲ (Titan)
現場ロンゲ
S1から使い続けているこの型が一番使いやすくて一番強い(当社比)
多分、私のオリジナルの型。
剣盾時代の珠キョダイオーロンゲ並みの自慢の一品。
SVはこの相棒と戦い抜いていくことになりそう。
悪統一が呼びやすいコノヨザルやテツノカイナを返り討ちできるのはさすが相棒。
パオジアンのつららおとしも高乱3発のギリギリの耐久。
いたずらごころ+でんじは、ちょうはつで最低限の仕事をこなせるため腐りづらく、選出率も高い。
派手さはないが、仲間の高火力アタッカー達の強みを活かす、本構築の大黒柱。
②ドドゲザン (Lord)
不意打ちEカードは勝てた時の脳汁がやばくて癖になる。
でんじはサポートからのまひるみも強力。
③アラブルタケ (Smash)
ビックリさせるダケ
2シーズンぶりの採用。
不意打ちのモーションが実はカッコいい。
キノコの胞子は相手の選出を大きく制限・誘導できるため、枠としても非常に強力でした。
草タイプは地面・水を受けれる耐性優秀だが、他の弱点がきつい。それに対して、上から不意打ちを打てる点は偉い。
ハバタクカミの主流が変わってきて、不意打ちで倒しやすくなったのも追い風。
④パオジアン (Hail)
四災合体ロボでは腕と胸を担当
ランクマ衰退の元凶の一体。
ダイマ環境でしばらく忘れていましたが、怯みが追加効果の中で一番強い。
パオジアンミラーが世界で1番不毛すぎる、、、
⑤ディンルー (Dust)
四災合体ロボでは下半身を担当
相手がディンルーの火力に一瞬固まる時と、上から殴られて粉砕されてる時が1番楽しい。
眼鏡ハバタクカミのムーンフォースは耐えられないので注意が必要。
⑥イーユイ (Ignis)
四災合体ロボでは頭を担当
本構築のエース。
特攻にほとんど努力値を振っていないにもかかわらず、臆病C109族の極振り相当(つまりリザードン)
悪テラス+眼鏡+災いの珠+悪の波動でHBカバ程度ならほぼワンパン。
テラバーストはなんやかんや使いました。
【後語り】
お読みいただきありがとうございました。
9月に子供が生まれるため、9月になったらポケモンはお休みします。
あと2ヶ月、悔いが無いようにめいいっぱい楽しみます!
それでは〜